プロ野球のランラインベッティングとは?

スポーツベッティングでおすすめのスポーツといえば何といってもプロ野球!見ているだけでも面白い野球ですが、試合に賭けるとその楽しさは何倍にもなります!
そんなプロ野球へのベッティングですが、ランラインという野球へのベッティング知っておきたい大事な要素があります。そのランラインについて、ここでは詳しく解説していきたいと思います!
ちなみに、プロ野球といえば多くの人が日本のプロ野球(NPB)を思い浮かべるかもしれませんが、アメリカのメジャーリーグも大きなくくりとしてプロ野球に入ります。その他にも、コロンビアのプロ野球リーグ、韓国のKリーグなどもプロとして大きな人気を誇っています。
そんなわけで、プロ野球といっても色々なリーグに賭けることができるため、ランラインを知っておくことで、より他のリーグへの理解が深まったりと、より世界中の野球を楽しむことができます!
是非、ここでその仕組みや重要なポイントを押さえていってください!
プロ野球のランラインベッティングについて
もともとランラインとはポイントスプレッドと呼ばれ、スポーツベッティングの世界では基本的な要素として知られていました。現在は呼び方がランラインに変わっただけで内容はそのまま同じとなっています。
ランラインは簡単に言えばハンデとなります。例えば、ロサンゼルス・ドジャースのランラインが-1.5であれば、1.5点以上の差で勝利すればベットに勝利ということになります。もし1点差で勝っただけであれば、ドジャースへのベットは負けとなります。ドジャースはランラインである1.5点以上の差で勝たなければならないというハンデを与えられているということになります。
よくマネーラインをランラインと混合してしまう人がいますが、マネーラインに点差は関係なく、実際に試合に勝ったか負けたかという結果だけが考慮されます。またマネーラインとランラインではベットが当たった時に得られる勝利金の内容に差があることも知っておくといいでしょう!
その他、野球はバスケットボールやアメリカンフットボールのような高得点が入るスポーツではないので、ランラインの数字は小さく提示されます。基本的には(±)1.0や(±)1.5という数字になることが多いです。先の例で挙げたように、数字が-のチームはこの数字以上の点差で勝利する必要があり、+の場合はその点差分の余裕があると考えることができます。
ランラインベットをする前にリサーチしよう!
ランラインベットをする時には、ランラインの数字だけでなく、そのチームの順位や直近の試合の結果なども見て、ベットの判断をするようにしましょう!一見、ランラインの数字は両チームの実力を考慮して計算されていると思われがちですが、そのチームの直近の情報などを見てみるとより有利なベットを行えることがあります。
2021年に行われたタンパベイ・レイズとテキサス・レンジャーズの試合を例に考えてみましょう。MLBのランラインベッティングでは、1.5前後のランラインで接戦だとされていたかもしれません。しかし、もっと詳しく情報を見ると、レイズは好調をキープし続けていた一方でレンジャーズはリーグで最悪のチームの1つでした。
こういった例もあるため、数字のみにとらわれるのではなく、実際の試合を見ながら、チームがどのようにプレーしているか、ブレイクしている選手はいないか、逆に調子を落としている選手はいないかなど見ておくこともおススメします。
また、チームによってバッティングやピッチング、走塁などにスタイルの違いがあります。そういった点から対戦相手別の相性などもあるため、ランラインでの数字とバランスをうまくとった判断をしていきましょう!
ランラインに影響があるようなキープレイヤーをチェック!
プロ野球を見ていると、よく名前を聞くような選手が何人かいるかと思います。そういった選手の存在は試合の結果に大きな影響を及ぼすことがあり、ランラインベッティングを行う際にも決して無視できません。特にぽっと出の選手ではなく、長期に渡って活躍をしている選手は特別といえます。
ここでは、世界最高峰と呼ばれるメジャーリーグの中で、そんな特別だと言われる選手を紹介していきます。
大谷翔平 - 2021年のアメリカンリーグMVPを獲得し、野球史上最も才能のある選手の一人と言われています。投手と打者の両方を世界最高レベルの技術でこなすことから、「Double Threat(2倍の脅威)」と呼ばれています。今のメジャーリーグを語る上では決して欠かせない選手です!
クレイトン・カーショウ - 2010年代から2020年代初頭にかけての最高の投手の一人として活躍しているプレイヤーです!彼が登板する試合では毎回大きな期待が寄せられ、彼一人で試合の勝敗を決めてしまうこともあるほどです。
フェルナンド・タティス・ジュニア - パワフルな打者として知られるタティスJrは、ランラインベッティングにおいても重要な存在です。彼がいるかいないかでチームの得点能力が大きく変わるので、彼の最新情報は要チェックです!
最新ニュースをチェックしよう!
ベットを行うリーグの最新ニュースなどの情報を頻繁に行うようにしましょう!大型トレード情報やキープレイヤーの怪我などはランラインにも大きな影響を与えますし、その後のチームの動向が変わってしまうこともあります。
過去に起こった大きなニュースの例をここで挙げていきます。
ランラインベッティングに大きな影響を与えた主な負傷者
マイク・トラウト - ロサンゼルス・エンゼルスがようやくプレーオフ進出の切符を手に入れた時、スーパースターのトラウトがふくらはぎの張りを訴え、2021年シーズンの残りを欠場というニュースが流れました。トラウトは過去数十年で最高の野球選手の一人で、3度のMVP受賞が証明しているように、エンゼルスにとって大きな戦力でした。しかし、常に怪我に悩まされ、フィールド上やランラインベッティング市場においても、エンゼルスの評価に影響を及ぼしています。
ダスティン・ペドロイア - ボストン・レッドソックスで2度のワールドシリーズチャンピオンに輝いたペドロイアは、あまりにも早く引退してしまったスター選手です。2008年には4つ目のゴールデングラブ賞とアメリカンリーグのMVPを獲得したスーパースターの二塁手でした。しかし、2017年シーズンに膝の怪我に見舞われ、最終的にキャリアを諦めることとなってしまいました。レッドソックスはこのシーズン、好調をキープしていましたが、ペドロイアの退団によって2017年シーズンのチームの評価に大きな影響を与えました。
デビッド・ライト - 15年のキャリアの中で、ライトはニューヨーク・メッツの堅実な選手でした。2つのゴールデングラブ賞とシルバースラッガー賞などの功績から、チームの中心的存在として活躍していました。しかし、キャリアの後半は脊柱管狭窄症に悩まされ、それをきっかけに引退となってしまいました。メッツはライトの退団で大きな打撃を受け、2015年シーズン、そして次年のシーズンのチームの評価にも大きな影響を及ぼしました。
ランラインベッティングで大きな役割を果たしたトレード
ムーキー・ベッツのLAドジャース移籍 - 数多く行われたトレードの中でも、レッドソックスでわずか2年前にワールドシリーズを制したベッツがドジャースへ移籍したというニュースはとても大きな驚きでした。このトレードによってランラインベッティング市場でのドジャースの評価は大きく上がり、すぐに反響が見られました。実際、彼の加入によって2020年度、ドジャースはワールドシリーズ制覇を達成しました。
ジャスティン・バーランダーのヒューストン・アストロズ移籍 - デトロイト・タイガースで12年過ごした後、バーランダーは2017年のトレード期限中にヒューストンにトレードされました。バーランダーの加入はアストロズにとって大きく、上手くチームの歯車と噛み合いチームのパフォーマンス向上に大きく貢献しました。
ジャンカルロ・スタントンのニューヨーク・ヤンキース移籍 - 2017年、マイアミ・マーリンズはスタントンをトレードするというまさに不可解な動きをしました。チームの意図は分かりませんが、結果スタントンはヤンキース最大のスターとなり、彼らがランラインで強さを発揮する主な理由となりました。
チームの連勝情報などをチェックしよう
チームが連勝しているか、または連敗が続いているかなどもランラインベットで判断するのに重要な要素になります。こういったチームの勢いというのは、どのスポーツでも共通する判断要素なので、忘れず頭に入れておきましょう!
具体例を挙げると、ドジャースのような強豪チームが長く連勝を続けていた場合、ランラインに逆らって賭けるのは、あまり良い判断とはいえないでしょう。もしドジャースに+2.5のランラインが付いていれば、対戦相手との過去の成績や登板選手などの情報と組み合わせて適切な判断ができます。
また、単純に連勝記録だけを見るのではなく、なぜ彼らが試合に勝っているのかを調べてみるのも良いアイディアです。ピッチャーが良いのか、守備が良いのか、得点能力が高いのかなど勝利の要因を紐解くことで、より正確な予想ができます。
一方で、負けが続いているチームにはそれ相応のランラインの評価がつきます。到底ランラインのハンデだけでは足りないと思われる場合もありますが、こういったチームに賭けることで予想外の勝ちを収めることもあるため、決して侮ってはいけません。
代替ランラインオッズとは
従来のランラインはここまででご理解いただけたかと思いますが、代替バージョンにも目を向ける必要があります。通常のランラインでは、優勢のチームにハンデが課されるため、ベッターの勝利予想が慎重なものになりますが、一方で、2種類ある代替ランラインオッズの最初の種類は、勝利と予想されるチームにより大きな点数のハンデが課されます。これは、特定のチームが圧倒的に有利だと予想される際に起こることがあります。
2つ目のタイプのランラインは、従来のランラインを反転させて、劣勢のチームが有利になるようにしたものです。例えば、この代替ランラインでは劣勢チームが-1.5と表示されます。このタイプは、ダークホースと呼ばれるチームに対して使われることが多いです。数字の背景にどういった意図があるのか、自身で調べてみるようにしましょう!
大穴狙いは計画的に
大穴狙いは誰もが一度はしたくなる行為ですよね。しかし、なんの計算もなしに大穴狙いをするのはあまり賢い判断とは言えません。常にチームの動きや成績、直近の試合内容の確認などを行うことで、計画的な大穴狙いをすることができる可能性があります!
例えば、連敗中のチームであっては全試合負けるということはなく、これはどんなに強いチームでも全勝することが出来ないのと同じことです。見ておくと良いポイントとしては、有利と思われているチームが、前の試合で悪い内容のプレーをしていないかなど、次の試合に影響を及ぼすようなポイントがないかという点になります。
MLBやNPBのようなリーグでも、優勢とみなされるチームがいくつかあります。しかし、どのチームも負ける可能性があるため、100%ではないことを常に知っておく必要があります。MLBのシーズンは162試合をこなすので、劣勢のチームが勝つこともあるのは必然です。そう考えると、時には大穴狙いを計画的に行うことも可能となります。
試合をしっかり見ておこう
当たり前のことかもしれませんが、試合をしっかりと見ることで、そのスポーツについてより深く知ることができます。スタッツなどの数字を見るだけでは、試合の流れや選手のスキルの高さなどを知るのは非常に難しいです。チームや選手、そして何よりスポーツを知るためには試合を見るのが一番です。
野球を最大限に楽しもう
最後に、Sportsbet.ioでのプロ野球へのベットを存分に楽しんでください!
ランラインは多くのベットマーケットの内の選択肢の1つに過ぎません。他にもより野球が楽しくなるための仕組みが多くあるので、是非色々試しながら、より野球を楽しんでください!
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